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■胃・十二指腸潰瘍
胃酸分泌を抑制するH2ブロッカーという種類の薬剤が用いられるようになり、ほとんどの胃・十二指腸潰瘍は手術を必要とせず、保存的に治療ができるようになりました。
しかし一旦、薬で治っても再発を繰り返すという問題点があります。
さらにヘリコバクター・ピロリという細菌が40才代を越えると80%の胃に住んでいて、この細菌の作用で胃炎や潰瘍が生じ、長期になると胃癌の発生にも関係してくるといわれています。胃・十二指腸潰瘍の80%〜100%にヘリコバクター・ピロリが存在し、この細菌を消滅させることで、1年以内の潰瘍発生率が70%から10%に下がります。除菌用の薬剤は2000年11月から保険適用が認められました。
胃が痛い、調子が悪いときには内視鏡検査を受け、潰瘍があれば、ヘリコバクター・ピロリ菌検査をして(消化管内視鏡中に胃の組織を少しとります)、潰瘍の治療と並行して除菌治療も受けましょう。
当院でも平日(月〜金)の午前中、胃・十二指腸内視鏡検査をしています。予約がなくても朝絶食で来ていただければ、当日の検査も可能です。
吐血などの緊急時はそれ以外でも随時検査をしております。お問い合わせください。
■大腸ポリープ
50才を越えると半数以上の人に大腸ポリープがあるといわれています。70〜80%としている報告もあります。すべてのポリープが癌にはなりませんが、直径5mmを越えるとポリープの一部に癌の組織が混じって発見される確率が高くなります。
また直径5mmを越える大腸ポリープがあると、便潜血検査が陽性になる確率も高くなります。職場の検診、成人病検診、人間ドックなどで便潜血陽性といわれたら大腸の検査を受けましょう。
バリウムを肛門から入れて、レントゲンをとる注腸検査と直接肛門からカメラを入れる内視鏡検査があります。
大腸内視鏡検査は大腸に肛門からカメラを入れていくわけですから、あまり気持ちの良いものではありませんが、痛み止めの薬を使用しながら、できるだけ痛みが少なくするように配慮しています。さらに希望される方には眠って検査をすることも可能です。検査と同時に切除可能な大きさなら大腸ポリープの切除を行い、組織検査をしています。
大腸内視鏡の発達で、2〜3mmの小さな病変、早期の平坦な癌なども発見、切除治療ができるようになりました。
特に、血縁関係に大腸癌の方が居られる場合は是非受けていただきたい検査です。
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